ビーム物理研究会2010

ビーム物理研究会2010



期 日 : 2010年11月11日(木) 9:30 (受付 9:00) 〜 12日(金)17:30


場 所 : 理化学研究所和光キャンパス 仁科ホール (仁科記念棟2階)
     独立行政法人 理化学研究所
     〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1

主 催 :独立行政法人理化学研究所 仁科加速器研究センター
     http://www.rarf.riken.go.jp


協 力 : ビーム物理研究会   http://beam-physics.kek.jp/bpc/

参加・発表申込: 左の参加・発表申し込みボタンより申し込みをお願いいたします。

申込期限 : 参加 10月31日 (日)まで、 発表 10月20日 (水) まで

ビーム物理に御興味のおありの方々のご参加、ご発表をお待ちして おります。
また、関連があるとお考えの方々にお知らせいただけましたら幸いです。

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ビーム物理研究会では、

電子ビーム、イオンビーム、光子ビームなどの量子ビームの発生、制御など に関する物理的ふるまいを基礎的観点から議論をすることを目的としています。

量子ビームの計測や応用技術、またそれらに必要な装置開発などに関しても、量子ビームとの関連が含んだ議論に発展するものであれば、本研究会での発表を歓迎致します。ビーム物理の発展への寄与を期待して、広く学際的に他分野との積極的な交流を進めていくことも本研究会の目的です。

上記に加えて今回RIBFで開催するビーム物理研究会2010では「大強度ビーム」に関連した特別セッション(招待講演)を企画しています。

また、財源は限られていますが大学院生の参加に対しては旅費及び宿泊費の補助を検討していますので参加・発表申し込み時にその旨ご連絡ください。なお、今回は理研内に宿泊施設を用意することが出来ませんでした。御了承下さい。自家用車による来所は可能ではありますが、駐車場が混雑しておりますので、可能な限り公共交通機関をご利用いただけると幸いです。

本研究会に御興味をお持ちのあらゆる分野の方の参加、発表を広く歓迎いたします。

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発表形式:口頭発表。
大学院生を始めとする若手研究者の皆さんの発表を歓迎します。
       

招待講演

 

小関 忠 氏 (高エネルギー加速器研究機構/J-PARCセンター)
「J-PARC加速器の現状と課題」


小磯 晴代 氏 (高エネルギー加速器研究機構)
「SuperKEKBの設計と課題 マイクロビームからナノビームへ」

 

福西 暢尚 氏 (理化学研究所仁科加速器研究センター)
「RIビームファクトリー」

 

Dr. F. Nolden (GSI)
「High sensitivity experiments with a resonant Schottky pick-up at the ESR (GSI)」

 

服部 俊幸 氏 (東京工業大学原子炉工学研究所)
「大強度ビーム加速に対する21世紀のブレークスルー(レーザプラズマ直接入射法によるマルチビーム型RFQ-IH線形加速器」

 

特別講演


 銀河や星団など自己重力多体系の研究とくに力学構造・緩和・カオス的遍歴現象に関する研究についてこの分野の第一人者である国立天文台の郷田直輝教授に特別講演をしていただきます。重力多体系と荷電粒子多体系は支配する方程式系が同じであるため、このご講演を通じて重力多体系の研究者とビーム・加速器の研究者が知識を交換・共有することを目的としています。郷田教授は現在赤外線位置天文観測(JASMINE)計画のリーダーを務めておられます。


郷田直輝 氏 (国立天文台)
「重力多体系の自己組織化と天の川銀河探査」