CDC Geometry

チェンバーのジオメトリについてまとめておく．

CDC

CDC は，１０層のドリフト層をもつ円柱形のドリフトチェンバーである．１０層のうち６層は，縦(Z方向)にワイヤが張られており，二次平面内の位置を検出するのにもちいる．残りの４層ではステレオワイヤを使用し，縦方向の検出を行う．ワイヤはビーム軸(X方向)に対してほぼ対称に配置されており，左側(+Y)を左アーム，右側(-Y)を右アームと呼ぶ．

ワイヤIDは1オリジン
1セルのサイズは1.5度
ステレオ角の符合は，座標中心(チェンバーの中心)からみて， Zの正が角度の小さい方(Zの負が角度の大きい方)になっているものを正とする
左アームのv,vp層(第4,5層目)と右アームのv,vp層(第4,5層目)には，ワイヤIDが1から3のものは存在しない

CDC Configuration Table
CDC
LayerNumber	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
WireDirection	x	xp	u	v	vp	x	xp	up	x	xp
Radius(mm)	445	455	475	602.5	612.5	632.5	642.5	800	820	830
Cell(degree)	1.5	1.5	1.5	1.5	1.5	1.5	1.5	1.5	1.5	1.5
TiltAngle(rad)	0	0	0.1127	-0.1116	-0.1135	0	0	0.1174	0	0
NumberOfWire(L-arm)	81	81	77	76	77	81	81	77	82	82
(R-arm)	81	81	77	77	76	81	81	77	82	82
GlobalAngleOfWireID=1(L-arm)	13.125	12.375	13.125	13.125	12.375	13.125	12.375	12.375	13.125	12.375
GlobalAngleOfWireID=1(R-arm)	12.375	13.125	12.375	12.375	13.125	12.375	13.125	13.125	12.375	13.125
WireLegth(mm)	441	441	441	565	565	565	565	713	713	713

BDC

BDC は，４層のドリフト層をもつ扇形のドリフトチェンバーである．４層のうち２層は，縦(Z方向)にワイヤが張られており，二次平面内の位置を検出するのにもちいる．残りの２層ではステレオワイヤを使用し，縦方向の検出を行う．ビーム軸(X方向)に対して左右対称に2台のチェンバーがあり，左側(+Y方向)を左アーム，右側(-Y方向)を右アームとよぶ．

ワイヤIDは1オリジン
1セルのサイズは0.75度
ワイヤの長さは1403mm
ステレオワイヤの傾きは7セル(=5.25度)
ステレオ角の符合は，座標中心(チェンバーの中心)からみて， Zの正が角度の小さい方(Zの負が角度の大きい方)になっているものを正とする

BDC Configuration Table
BDC
LayerNumber	1	2	3	4
WireDirection	x	xp	u	v
Radius(mm)	1600	1610	1630	1650
Cell(degree)	0.75	0.75	0.75	0.75
TiltAngle(radian)	0	0	0.1058	-0.1071
NumberOfWire	116	116	109	109
GlobalAngleOfWireID=1	7.875	7.5	7.5	7.5