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仁科加速器研究センターは原子核物理学の研究所です。
加速器を使った実験系研究者と、理論系の研究者がいます。加速器を使い原子核を加速することができ、原子核の構造や性質を研究しています。
世界一の加速器施設を使い、理論系の研究者と実験系の研究者が一緒に原子核の謎に迫る世界でも類を見ない研究所です。
また、加速器の共同利用にも力を入れているので、グローバルな研究所としても発展し続けています。

 

 

2015.5.12

重元素合成の鍵を握る中性子過剰核110個の寿命測定に成功
-r過程の謎の解明に向け大きく前進-

質量数A=100~140の中性子過剰核110個の寿命測定に成功しました。今後の原子核研究、天体観測における重元素合成の謎の解明において重要な手がかりを与えると期待できます。

2015.3.9

食品の非破壊放射能測定を実現する低コスト測定器の開発
- 食品出荷時の簡便な全品放射能検査実現に向けて -

理研と株式会社ジーテックらの共同研究グループは、食品に含まれる天然由来の放射性カリウムと区別して、原発事故に由来する放射性セシウムの放射能を非破壊で測定できる高感度、大面積、低コストな放射能測定器を開発しました。

2015.2.16

地球深部の岩石中に中性水素原子が存在する可能性
- 地球内部の水素循環研究に新たな一石 -

ミュオン・スピン回転法を用いて、石英の高圧相鉱物であるスティショフ石に注入されたミュオン(μ+、ミュー粒子)の状態を調べ、それが電子1個を束縛したミュオニウムとして格子間位置に存在することを発見しました。

2014.12.19

望月 優子研究ユニットリーダーが「ナイスステップな研究者」に選ばれる
文部科学省 科学技術・学術政策研究所が発表する「科学技術への顕著な貢献2014(ナイスステップな研究者)」に、仁科加速器研究センターの望月研究ユニットリーダーが選ばれました。

2014.12.10

インドネシア・ハサヌディン大学との間で加速器応用研究に関する研究協力覚書を締結
重イオンビーム育種技術を用いたインドネシア在来作物の品種改良と変異特性の解明に関する研究協力覚書を締結することとなり、調印式が行われました。

2014.9.19

106番元素シーボーギウム(Sg)のカルボニル錯体の合成に成功
-Sgが周期表第6族元素に特徴的な化学的性質を持つことを実証-

106番元素「シーボーギウム(Sg)」の有機金属錯体(カルボニル錯体)の化学合成に成功しました。また、その揮発性に関する化学データから、Sgが周期表の第6族元素に特徴的な化学的性質を持つことを実証しました。

2014.9.18

室温ミュオニウムの大量生成に成功
-ミュオン異常磁気能率・電気双極子能率の超精密測定による「標準理論の綻び」検証に近づく-

ミュオニウムの真空中への大量生成を室温で可能にする技術の共同開発に成功しました。

2014.9.18

巨大ブラックホールが支配する「AGNエンジン」の解明へ
-吸い込むガスの重力エネルギーが2種類のX線放射に変換される-

巨大ブラックホールへのガスの流入量が少ない時には、ガスの重力エネルギーを放射に変換する機構である「AGNエンジン」の効率が悪く、放射量(エンジン出力)の変動が穏やかなのに対し、流入量がある一定値を超えると、激しく出力が変動する効率のよい別系統のエンジンが働き始めることを発見しました。

2014.8.29

中性子過剰なニッケルの78Niに2重魔法数が健在
78Niの半減期を従来よりも高精度で測定に成功-

陽子と中性子の数が両方とも魔法数(2重魔法数)となる特殊な中性子過剰核「ニッケル-78」の魔法数が健在することを示す実験結果を得ました。

2014.7.22

南極大陸アイスコアからさぐる過去2000年の火山噴火の歴史
-火山噴火による気候変動要因の大きさを推定-

南半球および地球規模の気候に影響を与えた火山噴火の歴史を初めて過去2000年にわたって正確に復元しました。

2014.6.20

中性子ハローがマグネシウム同位体にも出現
中性子が非常に多い原子核に現れる「中性子ハロー」と呼ばれる特異構造が、中性子数が過剰なマグネシウム同位体「マグネシウム37」(37Mg)にも現れていることを発見した。37Mgは、中性子ハロー構造が実験で確認されている原子核としては、最重のものとなった。

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