理研線形加速器(RILAC)

理研線形加速器(RILAC)はコックロフト-ワトソン入射装置及び 6台のWideroe型の加速タンクから構成されます。また,最近建設 された大強度のECRイオン源及びRFQ型加速器を入射装置に使用する ことにより,大強度重イオンビームを利用することができます。 加速用高周波系は主加速器である リングサイクロトロン(RRC) との整合のため17-45 MHzの範囲で可変型となっています。 最大有効加速電圧は 16 MeV (1600万電子ボルト)です。 入射モードでは,RILACは質量電荷比が28以下の重イオンを 核子あたり 0.7 MeV (18Mhz) から 4.0 MeV (45 MHz)にまで 加速することができます。

RILACの性能表

入射系1
	Type                  Cockroft-Walton High Voltage Generator
	Max. Voltage          500 kV
	Ion Souce	      ECR (Electron Cyclotron Resonance)
入射系2
	Type                  RFQ

線形加速システム
	Type		      Variable Frequency Wideroe (6 tanks)
	Frequency Range	      17-45 MHz
	Frequenct Tuning      Shorting plate and trimmers
	Total Accel. Voltage  16 MV
	Charge/Mass Ration    >= 1/28

サイズ
	Total length	      40 m
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最終更新 1996年10月25日 ichiahra@rikaxp.riken.go.jp